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特集『トゥルー・バイパス』

 

当サイトを御覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
(いきなり某国営放送風です)

さて、近年エフェクターの自作や改造が増え様々な専門用語を耳にするようになりましたが、中でも良く聞くのが『トゥルー・パイパス』または『トゥルー・バイパス』という用語でございます。

もはや標準的改造の一種とされており、
近々当『自作道』でも挑戦する予定でございます。

その挑戦に先立ち、数回に渡って
『トゥルー・パイパス』の必要性?を考えてみたいと思います。

(っていきなり硬い感じで始めてしまいましたが・・・・)


『トゥルー・パイパス』の『トゥルー』を辞書で引くと
【true】まことの、本当の、などの意を表す。

『バイパス』は
【bypass】 迂回(うかい)させるために設ける道と有ります。

つまり『トゥルー・パイパス』とは
『本当に迂回させる道?』という感じの意味なんでしょうか?

と言う事は、『本当ではない迂回させる道?』
というモノが 存在すると言う事なのでしょうか?
一体その『嘘の・・・・』とはいかなるモノなのか?この実体に迫ってみたいと思います。


今日『トゥルー・パイパス』化改造されたエフェクターや『完全トゥルー・パイパス仕様』と言われるモノは、今や数多く巷に出回っており、ある意味でエフェクターのエフェクトON/OFFに関する標準的仕様の一つになった感がございます。

これに対してもう一つ、いわゆる『電子スイッチ式』という仕様のものも数多く存在し、いわゆるこの二つの仕様が今現在のエフェクター界における
『2大標準仕様』
とも言える状況です。

なぜ『完全トゥルー・パイパス仕様』に皆さんこだわるのか?この理由は、いわゆる『電子スイッチ式』に比べてエフェクトOFF時に全く、もしくはほとんど音痩せしないと言われているからなのですが、実際に『電子スイッチ式』ではどの程度の信号変化、劣化が起きるのか?を簡単にでは有りますが検証してみました。


テストの方法は某国産エフェクター(代表的な電子SW回路のモノ)にテストオシュレーターで1KHzの信号を流し込み、エフェクトOFF状態の時の波形の形をオシロスコープで見てみる事にします。

さらにエフェクターを通過しない、オシロスコープ直で見た波形の形と比較してみましょう(なんだか教育テレビ風だぞ?)。

元波形(1KHz)とエフェクター通過時(エフェクトOFF)の信号の比較

 

エフェクターの電源電圧は全く正常なのですが、通過させただけで上の画像のように波形に変化が見られます。

そこで回路図を調べてみました・・・・すると

エフェクトOFFの時でも

入力用バッファーAMP
   ↓
スイッチング素子
   ↓
出力用バッファーAMP

の3段階の回路を通過している事が判りました。

この間に使用されている電子部品は全部で9個(信号通過ラインのみ)有り、 この間で上の画像のような変化が起きているものと推測されます(ま、電子部品を通過させれば必ずこういう変化は出ますけど・・・)。

小さな音量、小さなアンプで音を出しているときにはあまり気にならないかも?ですけど、ある程度大きなアンプ等で鳴らしたりすれば、ハッキリ変化が出ると言われているのはこの辺なんでしょうか?

次回は『トゥルー・パイパス』仕様のエフェクターで実験してみたいと思います。

それでは皆さん、ごきげんよう!

続く・・・・かも?


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